2009.3.18 【気功講義|スポーツと気功】
野球と気功-身体を観る(中日ドラゴンズ・藤井選手の場合)
|
|
中日ドラゴンズの藤井選手がオープン戦で絶好調だ!! 昨年までは、右打席で打っていたのを、今年からスイッチヒッターに転向した。 普通なら片方の打席にかける練習量が半分になってしまうので不利のように思われるものだ。しかし、藤井選手はこれまでのオープン戦戦績で(3/13現在)12球団中の三冠王である。
41打数19安打4割6分3厘、3本塁打、10打点。 昨年一年で、35打数6安打1割7分1厘、あまり一軍の試合にも出してもらえなかった。 このブレークは何なんだろう?
これはたぶん、「利き眼」に関係があると思われる。 人は物を見るとき、両眼で見るが、必ずどちらかの眼球を主体として見ている。 野球のバッティングの場合、投手と正対して構えるのではなく、横向きに構えている。
右バッターの場合、左目が前方向にきて、右目が後ろとなる。
やってみれば分かるが、右に構えて左目を隠すと、つまり右目だけで見ると、鼻が邪魔で右ピッチャーの球の出所が見えない。リリースポイントが分からないのである。
片目だけでは遠近感が出ず、正確にバットで捉えることが出来ない。 常日頃、右目を主体として見ているバッターは、鼻で隠されて右目が球を見ていないところから、急に球の位置が感覚的に変化するのである。
ところが、利き眼が前にある場合は、最初から最後まで主体となる眼がボールを見ることが出来ているので、しっかりとバットで捕らえることが可能となるのだ。
藤井選手は、昨年右打席で、
左投手に対して 3割3分3厘だったが、
右投手に対しては、0割8分7厘しか打てなかったのである。
スイッチヒッターになれば、右投手のリリースポイントはしっかり見ることが出来るし、左投手についても、右打席で右目は後ろには来るが、左投手のリリースポイントは背中側ではないので、しっかりと見えて、打てるようになるのである。
全て成績が、この利き眼で決まるわけではないが、大きなファクターの一つとなっているのである。然るに、このことは殆ど今までプロであっても、考慮に入れられていないのである。
藤井選手には、今後も是非頑張っていただきたいものである。 参考までに、中日スポーツの藤井選手に関する記事をリンクしておく。
中日スポーツ
|
2008.09.16 【スポーツと気功】
中日ドラゴンズ 浅尾拓也投手の剛速球はなぜ生まれるか?
|
昨年入団した浅尾投手。150キロを超す投球で、幾度となくチームの危機を切り抜け、今後を期待されています。今年は36試合の登板で自責点9、防御率1.91を記録しています。
特に最近7試合程は、8回1/3の登板で、打者30に対し被安打3、四死球1、自責点0と完璧に押さえています。
彼の写真を見ると、肩甲骨は全く剥がれていません。そして彼は野球の選手としては小柄で細く、剛速球を投げるとは到底考えられない様な体つきです。
浅尾投手はなぜ、小柄な身体にも関わらず、かつ肩胛骨がうまく剥がれていないのに、早い球が投げれるのか?解明していきたいと思います。
彼の身体の骨格は、比較的細く、華奢な体つきをしています。ですから、細くて身軽にみえますが、筋肉は、天性の柔らかさを保ちながら、良く発達しています。筋肉の束が太く、良く束ねられているのです。柔軟で、やわらかい筋肉です。それは、彼の天性のものでもありますし、それだけではなく、鍛えられて出来た筋肉でもあります。
彼の身体の鍛え方は、彼自身の素質を伸ばすために役立っています。
それは、彼のトレーニング方法にあります。彼は、投球練習もしてきましたが、足腰を鍛える走り込みの練習がきちんと出来ています。そのことが、素質を伸ばす上で、重要なことになりました。
選手として、投球動作の練習に偏らず、多様な基礎トレーニングをこなしています。その結果、背筋、大腰筋、小腰筋、臀部筋などの鍛えにくい筋肉が、柔らかい性質を保ったままに、良く鍛えられています。
鍛えられた筋肉は、天性の筋肉の柔らかさ保っているために、柔軟でしなるような動作を支えることが出来るのでしょう。
その条件の上に、左肩を固定した姿勢で振り子のように、しなる鞭のように右手が、勢いを持って、降り出されるのでしょう。
右手首は、投球動作によって鍛えられ、強い筋力を持った手首となっています。そして、柔らかい関節を作り上げています。強靱で且つ柔軟な手首と言えます。彼の手首の柔らかさは、前後にも左右にも動く柔らかさです。そのために、手首がしなるように、左肩を固定した状態で、肩、ひじ、手首がむちのようにしなるような動きをしています。
それらの身体的な条件とともに、安定した感情を感じます。おだやかで安定して、しかも粘り強い性格が、彼の投球動作と球に威力を与えているのでしょう。抑え投手の要件を殆ど満たしていると言えます。
岩瀬投手の後を継ぎ、強力なストッパーとして大成することを期待してやみません。 |
2008.09.13 【野球・スポーツと気功】
ソフトバンク新垣選手の肩甲骨:気功パワーでより柔軟に |
中日ドラゴンズの中里投手の肩関節の柔軟性と、肩胛骨が背中の筋肉に埋没することなく、綺麗に剥がれているので、可動域が大きく拡がっている。ということについて解説してきた。
しなやかな投球動作を生み出す「肩胛骨の広い可動域」も「柔らかい肩関節」も、阪神タイガーズの藤川選手のような、鍛えられた下半身に支えられてこそ、躍動すると言うことを書いた。
中里選手には、阪神タイガーズの藤川選手のような安定して鍛えられた下半身が求められているし、藤川選手には、「柔軟な肩関節と剥がれた肩胛骨」が今後の可能性を大きく広げる鍵となるだろう。
さらに、他の球団の選手の投球動作について、「肩胛骨が剥がれてうまく使いこなされているか?」という視点で、観察してみた。
新聞記事をみていて、ソフトバンクの新垣選手の投球動作の写真に、目が止まったので分析してみたいと思う。
肩胛骨は、そもそも、背中の位置に固定されたものではなく、肩の骨に繋がっている存在なので、360度移動する肩の動きに従って、横(左右)にも前(上下)にも動ける可動域を持つ骨である。
にもかかわらず、この骨の動きは、ほとんどの人に認識されることなく経過してきた。それほど、意識の中にない、埋没した存在だったといえる。
しかし、うまく使いこなせば、これほど、可能性を秘めたおもしろい動きの出来る骨は、他には見あたらない。
ソフトバンクの新垣選手の投球ホームの写真を見てほしい。
右肩が盛り上がってみえる。肩胛骨が綺麗に背中から剥がれて、大きく前に移動している例である。
上の中里投手の肩甲骨は、肩関節と共に大きく前に振り出されている。下の写真は、人は違うが投球の次のコマを見ているかの様である。新垣投手の肩甲骨は前に盛り上がり、左に回り込んできている。
肩関節の移動に伴って、肩胛骨が剥がれてともに移動出来たならば、右手の動きは、よりダイナミックになり、大きく重く降り出すことが出来るようになる。
体幹部の運動エネルギーを、肩胛骨を動かすことによって腕を振る半径を大きくして加速度を増す。
体幹部のエネルギーを腕に伝え、指先に伝える訳であるが、この肩胛骨が動く・動かないの違いで、ボールに渡されるエネルギー量は大きく相違するのである。
ただ、残念なのは、右肩が大きく動いているので、左足を送り出してバランスを取っているのだが、この送りが大きいので、安定性を欠くことである。
新垣選手にも、藤川球児選手のようなどっしりとした、上半身を強靱にささえる下半身の存在があれば、理想的な球威ある投球が可能になるだろうと思う。
多くの素質ある選手のみなさんが、肩胛骨を自由自在に使いこなし、より可能性が広がっていくことを、期待の気持ちを込めて切望している。
日之本元極元極の貫頂の力で、背中の筋肉に、埋没した、肩胛骨を自由に動くように「剥がす」ことは、難しいコトではない。難しいのは、目にも見えない存在の判らない.
「気のエネルギー」の存在を信じて疑わない気持ちを持ってもらうことだと考えている。 |
2008.09.12 【スポーツと気功】
中日ドラゴンズの中里選手と阪神タイガーズの藤川選手
|
|
中里選手の投球フォームを観て、とても驚いた。
これほど、肩の関節が柔軟で、肩胛骨が剥がれている選手の写真を今まで、見たことがない。
肩関節は大きく後ろに、弓なりにしなり、肩胛骨も剥がれて後ろに移動している。
肩の関節と肩胛骨の大いなる「しなり」からくりだされる、「球」の威力は、腕力(筋力)をはるかに上回るがごとく、球威のある投球を生み出す。
同じような投球フォームの阪神タイガースの藤川球児選手と比較してみた。
藤川選手は、投げ終わった後の左肩が、前の位置に保持されている。
それに比較して、中里選手の左肩は、右肩が前に出る力に押し出される様に、やや後ろに移動している。
右手を大きく振り出す投球動作に同調して、上半身が回転するように動いていることが、残念でならない。
中里選手は、右手の投球動作に同調して、上半身が大きく左に回転してしまう。そのために、左肩も後ろに回転して、ずれてしまうのだろう。
肩関節の柔軟性や肩胛骨の可動域を比較するならば、圧倒的に中里選手に軍配があがる。藤川球児選手は、残念ながら、肩関節が中里選手より固く、肩胛骨が剥がれていないので、十分に使いこなせていない。
にもかかわらず、上半身の回転する投球動作に同調することなく、どっしりと安定しているのは、ねばりある下半身の充実が支えている。臀部の筋肉が発達しているうえに、大腿四頭筋はもちろん、鍛えにくい大腿二頭筋もしっかりと身体を支えて球のスピードと球威を増す働きをしている。
中里選手にも藤川選手のような、上半身を支えるしなやかな下半身の筋力があれば、身体が安定するので、コントロールにすぐれ、さらに切れの良いピッチングになると思われる。
才能と努力する力を兼ね備えた若い選手が、鍛えてしなやかな筋力を造り出すことで、成長していってくれることを願って止まない。
そのためには、日之本元極の功法が、体力としなやかな筋力造成に役立つと確信している。
|
2008.09.11 【野球・スポーツと気功】
中日ドラゴンズ中里投手::剥がれている肩胛骨
|
ウエスタン・リーグのサーパス戦(9日ナゴヤ球場)で、中里が4番手で登板した。3日に出場選手登録を抹消後の初登板。MAX149キロを計測するなど2イニングを1安打無失点に抑え、3三振を奪った。(中日スポーツ9月10日紙面より)
この紙面に紹介されている、中里選手の投球ホームを観て、とても驚いた。
これほど、肩の関節が柔軟で、肩胛骨が剥がれている選手の写真を今まで、見たことがない。
肩関節は大きく後ろに、弓なりにしなり、肩胛骨も剥がれて後ろに移動している。
肩の関節と肩胛骨の大いなる「しなり」からくりだされる、「球」の威力は、腕力(筋力)をはるかに上回るがごとく、球威のある投球を生み出す。
この天性の柔軟性に加えて、俊敏な身体能力が、球にスピードを与えている。
ただ、残念なことに、きわめて柔軟な関節を支える筋力が、やや弱いために、不遇な身体の故障を次から次に、誘発してしまうのだろう。

下半身の重心の位置も気になるところである。
左足に、常に重心が置かれている。それも、重心の落下点が、理想とする位置よりもやや、後ろ外側にずれている。
下半身の重心を安定さえる取り組みと、柔軟な関節の可動域を保ちつつ、筋力の地道なトレーニングを積み重ねることで、今後の活躍が期待できる選手だ。
肩関節の柔軟性と、肩胛骨がきちんと剥がれた状態に自信を持って、より一層の活躍を期待したい。
出来ることなら、日之本元極の「清昇濁降」で下黄庭に重心を定めたり、「天のまなみ」を毎日の練習時に使い、身体に疲れを溜めないようにして、筋力アップをすることである。
しかし、求められるのは、硬い強靱な筋肉ではなく、柔らかくて、しなやかな筋肉が必要なのである。 |
2008年08月05日 【野球・スポーツと気功】
「甲子園の夏」::板東英二の投球の秘密(肩関節と肩胛骨が柔らかい)
|
週刊朝日百科「甲子園の夏」を読みました。
その記事の中に、現野球解説者の板東英二(徳島商業高校)さんの高校時代の写真を見つけました。
その投球フォームが、とても印象的でしたので、ご紹介します。
板東選手の肩は、後方に大きくずれ、肩胛骨がガバッツと外れています。
この、肩の柔軟性と肩胛骨の関節の弾力ある使い方が、抜群に優れています。
さらに、股関節は、安定していて、柔軟に大きく開かれ、身体のばねを十二分に生かした投球ホームです。
筋肉は、あまり発達しているとは思えません。そのうえ、小柄な体型です。身長も体重も標準の体型です。
にもかかわらず、プロ野球の選手になって、成功を収めたのは、厳しい練習に耐えた、根性もさることながら、この、たぐいまれな、肩関節と肩胛骨の柔軟な使い方、そして、股関節の柔らかさが、大きく関与していると言えるでしょう。
最近の野球選手の中には、残念ながら、肩関節と肩胛骨がこれほど、みごとに使いこなせている選手には、あまりお目にかかれません。
筋力トレーニングによって、鍛えられた「立派な身体」が、素質を伴ってスポーツの能力を押し上げているのだと思います。
楽天の野村監督の自慢のまー君(田中投手)も、肩胛骨が剥がれていませんし、肩関節の柔軟性は、今ひとつです。
彼の誠実なトレーニングの積み重ねが、強肩を産み出しているのでしょうが、いずれは、限界に出会ったり、怪我の心配も考えられます。
日之本元極では、肩胛骨を気のエネルギーで、剥がして動きやすくすることが可能です。詳しくは、お問い合わせください。 |